荒川ひかり選手とは?学生時代や経歴・レーススタイルを徹底解説!



荒川ひかり選手

ガールズケイリンには、圧倒的な先行力でレースを支配する選手もいれば、巧みな位置取りと追走技術で車券に貢献する選手もいます。
今回紹介する荒川ひかり選手は、後者を代表するような実力派レーサーです。
かわいらしい笑顔と親しみやすい雰囲気で高い人気を集めていますが、レースでは前を走る選手の動きを冷静に見極め、好位置からゴール前へ迫る粘り強い走りを見せます。
この記事では、荒川ひかり選手のプロフィールや学生時代、ガールズケイリンを目指したきっかけ、競輪学校時代、デビュー後の活躍について詳しく紹介します。
荒川ひかり選手をまだよく知らない方はもちろん、車券を購入する際にどのような部分へ注目すればよいのか知りたい方も、ぜひ最後までご覧ください。
荒川ひかり選手とは?

荒川ひかり選手は、茨城県を登録地として活動しているガールズケイリン選手です。
2016年にデビューした日本競輪学校第110期の選手で、ホームバンクは取手競輪場。
ガールズケイリンの中でも特にファン人気が高く、ファン投票で選出されるレースへ何度も出場しています。
荒川ひかり選手の魅力は、何といっても明るく親しみやすいキャラクターです。

レースを離れると柔らかな笑顔が印象的ですが、競走になると表情は一変。
有力選手の動きを見ながら好位置を確保し、最後まで諦めずにゴールを目指す勝負強い走りを見せます。
荒川ひかり選手は、人気だけではなく追走技術と安定感にも注目したい選手です。
荒川ひかり選手のプロフィール
| 名前 | 荒川ひかり |
|---|---|
| 読み方 | あらかわ ひかり |
| 生年月日 | 1994年12月24日 |
| 登録地 | 茨城県 |
| 期別 | 110期 |
| 級班 | L級1班 |
| 登録番号 | 015135 |
| ホームバンク | 取手競輪場 |
| 身長 | 158.4cm |
| 体重 | 51.6kg |
| 血液型 | B型 |
| 脚質 | 追 |
| デビュー | 2016年7月2日・京王閣競輪場 |
| 初優勝 | 2018年11月29日・和歌山競輪場 |
荒川ひかり選手は、身長158.4cm、体重51.6kgと、ガールズケイリン選手としては標準的な体格です。
公式プロフィール上の脚質は「追」。
自ら長い距離を先行するよりも、他の選手の後ろからレースを組み立て、終盤に差しやマークで上位を狙うスタイルを得意としています。
ホームバンクは、地元茨城県にある取手競輪場です。
荒川ひかり選手は競輪選手を目指し始めた当初から取手競輪場で練習を重ね、プロとなった現在も取手を拠点に活動しています。
荒川ひかり選手の学生時代

荒川ひかり選手は、幼い頃から走ることが得意な少女でした。
しかし、進学した中学校には陸上部がなかったため、中学時代は剣道部に所属しています。
高校は茨城県立竹園高校へ進学。
竹園高校では陸上部に入り、短距離種目とやり投げに取り組みました。
陸上競技では瞬発力が必要な短距離だけでなく、全身の力を使うやり投げにも挑戦していたことから、学生時代から高い身体能力を持っていたことが分かります。
2012年に行われた茨城県高校総合体育大会では、陸上競技の4×400メートルリレーで4位に入る成績を残しました。
荒川ひかり選手の学生時代
- 中学校では剣道部に所属
- 高校では陸上部に所属
- 短距離とやり投げに取り組む
- 4×400メートルリレーで県大会4位
もともとの夢は体育教師だった

現在はプロの競輪選手として活躍している荒川ひかり選手ですが、高校時代からガールズケイリンを目指していたわけではありません。
竹園高校は大学進学を目指す生徒が多い進学校で、荒川ひかり選手も高校卒業後は大学へ進学する予定でした。
当時の夢は体育教師。
幼い頃からプロスポーツ選手への憧れを持っていた一方で、現実的には身体を動かす仕事に就きたいと考え、体育系の大学を受験しています。
しかし、第一志望の大学には合格できず、卒業後は浪人生活を送ることになりました。
荒川ひかり選手は浪人中も体育系大学の受験に備えるため、高校の陸上部の練習に参加して体を動かしていたそうです。
この浪人期間中の出来事が、その後の人生を大きく変えることになります。
恩師の一言でガールズケイリンを知る
荒川ひかり選手がガールズケイリンを知ったきっかけは、高校時代の陸上部の顧問から言われた一言でした。
スターティングブロックを蹴る荒川ひかり選手の動きや体つきを見た顧問の先生から、競輪選手に向いているのではないかという趣旨の言葉をかけられたのです。
当時の荒川ひかり選手は、競輪について詳しく知っていたわけではありません。
それでも先生の言葉が気になり、自分で競輪選手について調べ始めました。
そこで初めて、女性が参加するガールズケイリンが存在することや、自転車競技未経験者でも競輪選手を目指せることを知ります。
もともとプロスポーツ選手への憧れを持っていた荒川ひかり選手にとって、ガールズケイリンは自分の希望を実現できる魅力的な世界に映りました。
大学進学を目指していた浪人期間中に、陸上部の恩師の言葉をきっかけとして競輪選手への道を歩み始めました。
大学に合格したものの、荒川ひかり選手は競輪選手になるという目標に集中するため、大学への進学を辞退。
逃げ道を作らず、競輪選手を目指すことを決断しました。

恩師がいたからこそ今の荒川ひかり選手いると言っても過言ではないな!
自転車競技未経験から取手競輪場へ

競輪選手になることを決意した荒川ひかり選手でしたが、それまで本格的な自転車競技の経験はありませんでした。
競輪選手になる方法を調べ、競輪選手を養成する道場などにも足を運んだ結果、自宅から近い競輪場で師匠を探し、練習を始める方法が一般的だと知ります。
そこで荒川ひかり選手が訪れたのが、現在のホームバンクでもある取手競輪場でした。
初めて取手競輪場を訪れた際には、どのような服装で行けばよいのかも分からず、きれいめなワンピース姿で訪問したというエピソードもあります。
本格的に競輪選手を目指し始めた荒川ひかり選手は、4月から取手競輪場で練習を開始しました。
師匠は茨城54期の宮本秀人さんです。
競輪の自転車は、一般的な自転車とは構造も乗り方も異なります。
ブレーキがなく、足を止めることのできない固定ギアを使用するため、未経験者が乗りこなすには相当な練習が必要です。
荒川ひかり選手は陸上競技で培った脚力や瞬発力を生かしながら、競輪選手として必要な技術を一から身につけていきました。
練習初日に落車して鎖骨を骨折
荒川ひかり選手の競輪人生は、決して順調なスタートではありませんでした。
取手競輪場で練習を始めた初日に落車し、鎖骨を骨折する大ケガを負ってしまったのです。
本格的な練習を始めたばかりの段階での骨折だったため、師匠からはすぐに辞めてしまうのではないかと思われていたといいます。
しかし、荒川ひかり選手は諦めませんでした。
骨折するほどの思いをして挑戦した以上、競輪選手になれないまま終わる方が悔しいと考え、再び練習へ戻ります。
このエピソードからも、荒川ひかり選手の負けず嫌いな性格と精神力の強さが伝わってきます。
荒川ひかり選手は、その後も両方の鎖骨や肋骨を骨折するなど、競輪選手として何度もケガを経験しました。
それでもケガを恐れるより、レースで力を出し切れないことや負けることの方が悔しいと語っています。

初めてすぐに骨折だと気持ちが折れてしまう人もいる中、メンタルの強さは競輪随一だな!
自転車競技未経験で競輪学校に一発合格

自転車競技未経験から練習を始めた荒川ひかり選手は、日本競輪学校第110回生の技能試験を受験しました。
そして、初めての受験で見事合格。
競輪学校へ一発で合格したことからも、陸上競技で培った身体能力の高さと、短期間で自転車の技術を習得した努力がうかがえます。
競輪学校では、厳しい規律のもとで約1年間の寮生活を送りました。
当時は携帯電話の使用が制限され、外出できる機会も少なく、男女間の私語にも厳しい決まりがあったといいます。
さらに、練習やタイム測定にも厳しい基準が設けられていました。
荒川ひかり選手は、競輪学校時代について、これまでの人生で最も大変な1年間だったと振り返っています。
競輪学校時代の成績
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 競輪学校順位 | 11位 |
| 1着回数 | 8回 |
| 2着回数 | 11回 |
| 3着回数 | 16回 |
| 200mタイム | 12秒42 |
| 400mタイム | 26秒72 |
| 1000mタイム | 1分19秒06 |
| 最高速度 | 56.5km/h |
荒川ひかり選手は、競輪学校で1着を8回、2着を11回、3着を16回記録。
卒業記念レースでは「4着・1着・5着・1着」という成績を残しました。
最終的な競輪学校順位は11位です。
自転車競技未経験からのスタートだったことを考えると、非常に高い適応力を見せたといえるでしょう。
2016年に京王閣競輪場でデビュー

荒川ひかり選手は、2016年7月2日に京王閣競輪場でプロデビューしました。
デビュー開催の成績は2着・3着・2着。
初出走から3日間すべてで確定板に入り、新人とは思えない安定した走りを見せました。
初勝利は、デビューから約2か月後となる2016年9月7日の和歌山競輪場。
L級としての初勝利は、2017年8月15日の四日市競輪場で記録しています。
そして2018年11月29日、和歌山競輪場で待望の初優勝を達成しました。
荒川ひかり選手の主な節目
- 2016年7月2日:京王閣競輪場でデビュー
- 2016年9月7日:和歌山競輪場で初勝利
- 2017年8月15日:四日市競輪場でL級初勝利
- 2018年11月29日:和歌山競輪場で初優勝
荒川ひかり選手のレーススタイル

荒川ひかり選手の公式プロフィール上の脚質は「追」です。
ガールズケイリンでは男子競輪のような明確なライン戦は行われませんが、どの選手の後ろへ入るか、いつ位置を取りに動くかがレース結果を大きく左右します。
荒川ひかり選手は、自らレースを引っ張る先行型というより、スピードのある選手を追走しながら上位を狙うタイプです。
有力選手の後ろを確保できた場合は、最後まで離れずに追走し、直線で差しや流れ込みを狙います。
荒川ひかり選手の特徴
位置取り
有力選手の動きを見ながら、上位を狙える位置を確保します。
追走力
スピードのある選手の後ろでも離れず、最後まで粘り強く追走します。
安定感
1着だけでなく、2着や3着候補として車券に絡む走りが魅力です。
ダッシュ力
高校時代の短距離経験を生かした瞬発力を持っています。
荒川ひかり選手を車券に入れる際は、単純な1着回数だけで判断するのではなく、2着や3着を含めた連対率や3連対率を見ることが大切です。
強力な先行選手や捲り選手の近くからレースを進められそうな組み合わせでは、荒川ひかり選手の追走力が生きる可能性があります。
荒川ひかり選手が人気を集める理由

荒川ひかり選手は、ガールズケイリンの中でも特にファンからの支持が厚い選手です。
人気の理由として、まず挙げられるのが明るい笑顔と親しみやすい人柄でしょう。
競輪場でのイベントやSNSなどでも、ファンを大切にする姿勢が伝わってきます。
また、荒川ひかり選手はファン投票で選手が選ばれる特別レースにも複数回出場しています。

過去にはガールズドリームレースやアルテミス賞レース、女子オールスター競輪に出場しました。
競走成績だけではなく、長年にわたって応援してくれるファンの存在が、荒川ひかり選手の競走生活を支える大きな力になっています。
苦しい時期を支えたファンの存在

荒川ひかり選手は2024年前半、胃腸炎や新型コロナウイルス感染の影響により体重が減少し、思うように自転車を進められない苦しい時期を経験しました。
自転車の乗り方さえ分からなくなるような感覚に陥り、デビュー後で最も厳しい時期だったと振り返っています。
そのような状況でも、ファンから届く応援の声が荒川ひかり選手の背中を押しました。
調子が悪い時期にも応援を続けてくれるファンの存在を実感し、練習方法や自転車との向き合い方を見直しながら復調を目指しました。
好調な時だけでなく、苦しい時にも応援したくなる人柄こそ、荒川ひかり選手が長く愛されている理由の一つなのでしょう。
荒川ひかり選手を予想するときの注目ポイント
荒川ひかり選手のレースを予想するときは、過去の着順だけでなく、メンバー構成や初手の位置取りにも注目しましょう。
① 強い先行選手と同じレースか
荒川ひかり選手は、スピードのある選手を追走する展開で持ち味を発揮します。
強力な先行選手や捲り選手がいるレースでは、その選手の近くに位置を取れるかが重要です。
② スタート後の位置取り
ガールズケイリンでは、スタート直後にどの位置へ入るかによってレース展開が大きく変わります。
荒川ひかり選手が人気上位選手の後ろを確保できた場合は、2着や3着に入る可能性が高まります。
③ 直近の競走得点と3連対率
選手の状態は開催ごとに変化します。
荒川ひかり選手を予想へ入れる際は、直近の競走得点だけでなく、3着以内に入っている割合を示す3連対率も確認しましょう。
④ 400バンクとの相性
荒川ひかり選手のホームバンクである取手競輪場は、1周400メートルの競輪場です。
普段から練習している環境に近い競輪場では、位置取りや仕掛けへの対応力を発揮しやすい可能性があります。
荒川ひかり選手は「1着固定」だけでなく、2着・3着候補として組み込むことで魅力が増す選手です。
荒川ひかり選手の今後にも注目

荒川ひかり選手は、2016年のデビューから長くガールズケイリンで活躍を続けています。
自転車競技未経験から競輪学校へ一発合格し、厳しい訓練や数々のケガを乗り越えてきました。
先行型のようにレースを派手に支配する選手ではありませんが、位置取り、追走力、ゴール前の粘りは荒川ひかり選手ならではの武器です。
調子やメンバー構成がかみ合ったときには、人気以上の着順へ入る可能性もあります。
また、ファンを大切にする人柄や、苦しい状況でも諦めずに努力を続ける姿勢も、多くの支持を集める理由です。
今後も荒川ひかり選手がどの選手の後ろを選び、どのような位置からゴールを狙うのか注目していきましょう。
まとめ
今回は、茨城県のガールズケイリン選手・荒川ひかり選手について紹介しました。
荒川ひかり選手は中学時代に剣道、高校時代に陸上競技を経験し、短距離とやり投げに取り組んでいました。
もともとは体育教師を目指していましたが、浪人中に高校の陸上部の顧問から競輪選手に向いていると言われたことをきっかけに、ガールズケイリンの世界へ進みます。
自転車競技未経験でありながら競輪学校へ一発合格し、2016年にプロデビュー。
現在は、巧みな位置取りと追走力を武器に活躍しています。
荒川ひかり選手のポイント
- 茨城県登録の110期
- ホームバンクは取手競輪場
- 中学時代は剣道部
- 高校時代は陸上部で短距離とやり投げを経験
- 自転車競技未経験から競輪学校へ一発合格
- 位置取りと追走力を生かしたレースが得意
- ファン投票でも支持を集める人気選手
荒川ひかり選手が出走するレースを見る際は、単純な脚力だけではなく、スタート後にどの選手の後ろを確保するのかに注目してください。
有力選手の後ろへ入り、最後まで追走できる展開になれば、2着や3着へ食い込む可能性も十分にあります。
荒川ひかり選手を含めた競輪予想で勝つためには
荒川ひかり選手のような追走型の選手を予想する場合、選手単体の成績だけを見ても、レース展開を正確に読み切ることはできません。
重要なのは、先行する可能性が高い選手は誰なのか、荒川ひかり選手がその後ろへ入れるのか、他の選手から位置を狙われる可能性はないのかまで考えることです。
さらに、直近の調子、競輪場との相性、当日の並び、選手コメントなど、確認するべき情報は数多くあります。
競輪初心者が、これらすべての情報を短時間で集めて分析するのは簡単ではありません。
自分だけで展開を読み切るのが難しい場合は、競輪に詳しい予想サイトの情報を参考にすることも一つの方法です。
競輪チョビでは、実際に競輪予想サイトを利用し、提供内容や的中実績、サポート対応などを検証しています。
どの予想サイトを選べばよいのか迷っている方は、競輪チョビが実際に検証した優良競輪予想サイトも参考にしてください。
※選手プロフィールおよび競走成績は、KEIRIN.JPなどの公開情報を参考に作成しています。競走得点、勝率、出走予定などは随時変動するため、最新情報は公式サイトをご確認ください。


